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残された4人。
ミオとヒカル、森とリナ。
なんともいえない沈黙が再度訪れる。
「あ、そうだ!私も急ぎの仕事があるんだった!」
「俺も小便に行ってから仕事に戻るわ」
森とリナが、すばやく退散に動いた。
とってつけたような言いわけをしながら。
「ちょ、ちょっと…!」
ミオが制止しようとするよりも先。
二人は、風のように去って行った。
さすが仕事が早い。
おかしなところでミオは感心してしまう。
この流れで休憩室にヒカルと二人きり。
ミオは、奇妙なプレッシャーを感じた。
背後から視線を感じる。
どうしたらいいのか分からない。
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