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気まづい場面に立ち合ってしまった。
ミオは、そんな事を思う。
思いながらも、ハヤテの後を追った。
着いて行っていいものか迷ったけれど、
彼女から拒否の空気は感じられなかった。
さすがに気持ちの切り替えができないのか。
ハヤテが自動販売機のあるコーナーへと行く。
そして、ジャスミンティーを買った。
ミオも同じく、飲み物を買う。
彼女の様子を伺いながら。
側に寄るなという壁は感じられない。
だから、そっと話しかけてみた。
「あのぅ…ハヤテさん、聞いてもいいですか」
「聞くだけなら」
答えてくれるかは内容によりそうだ。
言葉に甘えてミオは、遠慮なく尋ねてみた。
「さっきの、刷り込みってどういう意味ですか」
「ああ…」
返答を迷ったのは一瞬だけのようだった。
ハヤテはすぐに返してきた。
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