空色の求人紙

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一陣の風が通りすぎふと明日香が目を上げると、そこには空色の求人の紙が張ってあった 空色といっても日に焼けてほとんどもとの色がわからないくらいだったが、中心部とはじのほうだけ元の色が残っていた そこには筆で書いたのか達筆すぎて読みづらかったがこうかいてあった 『バイト募集まかないあります ベーネ』 とかいってあった、おそらくはベーネというのは店の名前だろう 明日香はなんとなくその求人をみていた電話番号が記載されている、 携帯をとりだしなんとなく登録をしておいた。 そのときはまさかこの番号に電話をかけるなんて思いもしなかった。
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