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悠斗も帰ろうと、昇降口に向かおうとした。
とその時、
「きゃあっ!」
と突然誰かが後ろから突撃してきた。
…ってー…誰だよ…
機嫌悪く振り向くと、そこには小さい女の子が前のめりで倒れていた。
ちっちゃ……中学生?…じゃないよな…あれうちの制服だし…
「つーか………大丈夫?」
するとその女の子はゆっくりと顔を上げた。
「あ……ごめんなさい!」
ふーん。可愛いじゃん。
犯してーなこいつ。
「たてる?」
手を差し延べると、白い小さな手がでてきた。
「…すいません。」
といい、よろけながらも立ち上がった。
「…それで…あの…」
「ん?何?」
「あなたは…大丈夫ですか?」
すると悠斗は妖しく笑った。
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