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自分の車では、太一にバレてしまうから
「ぱんの車で・・・。」
と、頼まれ私の車にチャイルドシートを取り付け、子供達を乗せた。
最初は、ミオと太一が一緒に住んでいた家を見張っていた。
もう、何時間も待ったが車もなく、太一の姿はナィ。
人影もなかった。
そこで、数時間待った。
でも、何の動きもない。
乳飲み子を、乗せている・・・。
私は、その事にガマンできなくて
『待っても、無駄だよ。もう子供も可哀想だし帰ろうよ。』
と言った。
でも、ミオは引き下がらなかった。
「もうちょっとだけ。」
「お願いだよ。一生の頼みだから・・・。」
彼女の得意文句。
一生の頼み・・。
しかも、先輩。
私は、その後も渋々、付き合いました。
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