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捲れたところから10代目の太股がチラリズム‥‥‥っ、あーもう、なんでだからオレは!男のだろ!
自分で自分の頭を殴るオレ。
「ご主人様、どうかなさいました?」
ポカスカ殴っていると、10代目は心配そうに駆け寄ってきてくれた。
なんかまた胸が‥きゅーん…って。
「‥い、いえ、別に」
アハハハっと乾いた笑いをして誤魔化すと、跳ね馬が近付いてきて10代目の頭を撫でた。
な、なんか…嫉妬。
つか、跳ね馬ウゼー!
「隼人…今はオマエのメイドなんだから、コイツに気を遣わなくていいんだぜ?」
ウッセー。
跳ね馬の野郎、早くこっから消えろ。
「で、ツナ。スカートなんだけどな、その‥‥‥オレ個人の趣味だから、気にすんな☆」
「「‥‥‥‥」」
唖然。
その空気を読んだ跳ね馬は、また後でと手を振ってロマーリオと部屋を出ていった。
シーンと部屋は一気に静まり返る。
ふ、2人きりだぜ。
何喋れば?
うーん、うーん……
「ご主人様、お着替えの準備をしますので‥その」
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