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「だから逆にお前に渡しとけば先に好きなだけ食えるだろ」
「…どうも」
実は俺様も、真田の旦那のせいで和菓子が好きになってたりする。煎餅が一番だけど、わらび餅なんか黒蜜垂らしてきな粉なんかつけたら最っ高で…
「声に出てるぞオイ」
心の中で思ってたつもりが口に出てたらしく、ハッとした時には既にクツクツと笑ってる旦那がいた。
「うっさいなー。まぁとりあえず有り難く頂きますよ」
「まぁ待て。その前に俺の用事を済まさせろ」
「?…菓子届けに来ただけじゃないの?もう帰っていいよていうか寧ろ帰れ」
あまり長時間一緒に居ると何をされるか分かったものじゃないとシッシッと相手を払う仕草をすれば、楽しげに笑う小十郎はその手を掴み、
「それは同盟を組んだ甲斐への差し入れってだけだ。俺の用事は他にあるんだぜ?俺の用事は…
たまには俺を構ってもらおうと思ってな」
「やっぱりーーー;;!!??」
じりじりと間合いを取ろうにも掴まれたままの手。しかも菓子の入った重箱を持ったなので武器も出せない。その間にも腰をさわさわ触りながらニヤニヤしてる変態
「覚悟は良いか?猿飛」
「いやーー;;!!」
後程、部屋の隅でしくしく泣く佐助が発見されたらしい…
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最初なんで短く簡単にしてみましたが…微妙なギャグだなー;;
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