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「うわぁぁぁぁ!」
あまりにも突然に動いたので俺は小さい「ぁ」が4つ付いてしまうぐらい驚いていた
しかしその後少女はまた動かなくなってしまった
「とりあえず放置はいかんよな」
俺はそう呟き病院に連絡しようとポケットに手を突っ込んだ
が、俺はその時ケータイを家に忘れていることに気付いた
「くそっ、なんで俺はこうも要領悪いんだろうな……」
俺は地団駄踏みたい気持ちになった。しかし目の前の状況を十分に理解しているためなんとか我慢した
「しかしどうするかな……」
そう呟く俺の頭に一つの案が浮かんだ
「仕方ない。家につれてくか」
俺はそういって少女をおんぶしようとした
と、その時俺はある葛藤に見舞われた
おい、これってこの子目覚ましたしたときどーなんだ?
俺が事情説明して信じてもらえるのか?
いやいや、俺は決して悪いことしてるわけじゃないんだ
大丈夫だ。なにも変なことしようとしてるわけじゃないんだ。って変なことってなんだ?俺は何考えてんだ?
様々な葛藤を乗り越え俺が下した決断は………
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