第四章

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フィリア:「…」 あの娘ならこの母親なり、という感じだった。フィリアは部屋に戻るとナイフを取り出してドレスを繕(つくろ)い直した。 まず、マリアナからナイフを入れる了承を得てからドレスにスリットを付け足した。 < シュッ > フィリア:「…はぁ…」 スリットを入れて尚更色っぽくなってしまった。フィリアはため息を吐きながら自分に言い聞かせた。 フィリア:「(マリアナ様とディア様の為…)」 彼女は普段靴と「仕事用」の靴と履き変えていた。普段靴は世話係の時に踵の低いものだった。仕事の時は、「攻撃力が高い」ブーツを使用していた。 フィリア:「よし」 .
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