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あのブラコン二人組はスルーする事にした。
構うとまた調子に乗るし。
取り敢えず、この美味しそうな朝食頂くとしよう。
「な~んで、雫姉さんには優しいのかな~、ゆーくん!!」
「どういう事だ結城!?」
横からギャアギャアと声が聞こえるが無視。
「いただきます」
箸で玉子焼きを摘んで口に放り込む。
うん、何時も通り美味しい。
雫姉さん…あまりキラキラした目で見つめ過ぎないでくれ……
「うん、美味しいよ!雫姉さん」
てか、いっつも美味しいんだがね…
それを言った瞬間、当社比二倍くらいで目の輝きをアップさせる。
「本当!!やっぱゆう君可愛い!!」
抱きついて来ようとする雫姉さんの頭を掴んで止める。
何時も同じ展開だし、しつこいなコレも。
「よしゆーくん、それでこそゆーくんだよ!!」
頭をおさえれば俺って、どうゆう基準だよ。
「姉さん達も早く食べれば」
俺の反応をずっと見てて料理にずっと手付かず。
「そうだね、食べちゃおうかゆーくんを!!」
「食べちゃおうって…どういう…」
「りぃ姉、良い提案だ!!」
沙織姉さんも納得する所じゃないよ!
「私も賛成!!ゆう君…覚悟!!」
って、朝っぱらから貞操の危機ですか!?
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