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全く理解してない風のかなり切れ気味の沙織姉さん。
勿論、俺の心が読めるなんてあまりにも憲法を犯す能力を持っている訳が無いので
俺の反論は聞き届けられる筈もなく。
今ならわかる…俺死が近い……
「フフン…私は可愛い可愛い弟に酷い事をする気は無いぞ…ただ姉さん達と同じようにキスさせればいいんだ…」
沙織姉さんの顔、っていうか唇が俺に近づいてくる。
ていうか、そこら辺がおかしくないかな?
何度も言うけど、弟にキスだよ!!しないだろ普通。
まあ、今更の話だけどさ。
茜姉さんは何してるのかな?弟の最大のピンチに。
それよりも、最早家族の崩壊だよ。
茜姉さんの位置確認と様子を観察してみる事に。
こっちを見ないようにしてる…
ウブだったんだね~
さっきの俺も似たようなもんだったけど。
今はヤケクソ?みたいな
ってそんなことどうでもいいわ!
取り敢えず、沙織姉さんを止めるすべを考えなければ。
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