姉達と生活の日々

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今の状況を説明すると俺がソファーを背に床に座っていて、その隣に猫仔姉さん、テーブルを挟んで沙織姉さんと茜姉さんという状況だ。 ちなみに莉子姉さんは、俺の部屋のベッドにぶん投げといた。 いや、ゆっくりと置いた。 …ぶん投げる勇気無かったんだよ。 もしかしたら、将来奥さんに尻に敷かれるタイプだったりするのかもしれない。 それじゃあまりにも悲しいので、フェミニストだと思う事にする。 「うん、大丈夫だよ…大分落ち着いたから…ふぇ」 そういえば、そんな大丈夫か?みたいな質問をしたな…… ヤバい、もう年か…? 若年十五歳にして… オイオイ勘弁してくれよ… っと、これまた関係ない話に花を咲かせてるな。 「なら、良かった」 「ふわぁ…」 ニコリと微笑んだら、猫仔姉さんが変な言葉を出して頬を桃色に染めた。 もしかして…俺なんか恥ずかしい事言ったのか?
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