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「おはよう、ゆう君!ご飯出来てるよ」
エプロン姿にスーツという異質な服装で俺に朝の挨拶をしてきたのは彼方 雫(しずく)彼方姉妹、長女
彼方家の殆どの家事は雫姉さん一人でやってる。
まあ、偶に俺も手伝ったりはする。
姉二人は全く
っていうか、こっちが手伝わさない。
あの人達に家事なんて言葉似合わねえよ。
散々暴れ回して処理こっちがする羽目になる
経験済みだ。
まあ、その後雫姉さんの怒りの鉄槌が落ちたわけだけれども。
雫姉さんは社会人だ
結構有名な会社に働いてて
やはり容姿も良くて
その為に告白も絶えないらしい
まぁ、この点は姉妹全員だ。
でも残念ながら…もう言わないぞ
「ありがと、雫姉さん」
家事をしてくれてるって事は、料理も雫姉さんが作ってくれてるし
うまいよ、かなりね。
「ああ~、雫姉さんには優しいんだ!!ゆーくんは」
何時からリビングに居たんだよ、莉子姉さん。
「それは右から左には受け流せんぞ結城」
マジで…アンタら二人は…
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