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高木「徳田は、この町を支配する事を俺に話してきた…真面目にコツコツ働いてても一生手にできない額の金も、裏の世界では掴み取る事が出来ると言う事もな…
そして、いつしか、俺は奴と手を組む事になっていた…
金の魔力に魅せられてしまっていたんだ…」
武田「刑事ともあろうものが、意志の弱ぇ事…」
高木「フッ…金さえあればなんでもできる…お前らだって見た事もない大金を目の前に出されたら、気持ちも揺らぐはずだ…」
武田「かわいそうな野郎だ…同情するぜ…どうやらお前には、本当の仲間って奴がいねぇようだな…」
高木「そんなもの必要ない…」
桐生「龍さん…こいつには、もう、何を言っても無駄ですよ…」
武田「ああ…じゃあ後は、任せるか…」
桐生「その前に…十数年前の事件の被害者の名前聞かせろ…」
高木「たしか…真島だったな…」
桐生「龍さん…」
武田「ああ…まさか、その事件にも徳田が、絡んでるとわな…
こりゃ荒れるぜ…」
桐生「もう、奴らとは、全面対決ですね…」
高木「だが、その事件に奴が関わっていたかは、定かではない…」
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