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コトネ『はぁっ!!はぁっ!!
誰かっ!!!!!助けて!!!!!』
逃げる私の後ろから二足歩行の赤い小柄な生物が追っかけて来ていた。
ギャッギャッギャッギャッ
どんどん鳴き声が近付いてくる。もう逃げ切れない。
そう諦めかけた時
ギャ―――――ッ!!!!
追っかけて来ていた生物の奇声に驚いて振り返る。そこには生物を片手で掴み上げまじまじと観察している少年がいた。
グゲゲッグゲッ
???『へぇー、鬼のキメラかぁ。上手く出来てるけど、サイズがなぁ~。』
異様な光景を目にして私は、また走り始めた。
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