―出会い―

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しかし光りが上手く届かずよく見えないので、瓶を取り出した。 コトネ『あれ?』 さっき見えたような物は瓶の中には無く、よくわからない液体が入っていた。 不思議に思いもう一度棚に目とライトを向けた。 ガーーッギャーー!!!! コトネ『ひっ!!!!!』 間一髪のところで飛び掛かって来た[生物]から避けた。 ガシャッガシャッガシャッガシャッ ギャッギャッギャッギャッ 暗闇の中をその生物が動き廻っている。 逃げろ逃げろ逃げろ逃げろ逃げろ逃げろ逃げ…… ドアを開け扉を開け廊下に出る。生物も少し後に廊下に出てきた。 前に続く廊下が異常に長く感じた。 ガラスが割れ半開きになった窓を見付けた。 バンッ!!! おもいっきり力を込めて窓を開け、外に飛び出した。 コトネ『はぁっはぁっ!!』 伸びた草を掻き分けいつも使っている校舎が見える所まで来た。 しかしまだ生物は追ってきている。 校庭まで出た所で自分の体力の限界を感じ始めた。 コトネ『はぁっ!!はぁっ!!  誰かっ!!!!!助けて!!!!!』
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