~転入~

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晶は自分の耳を疑った 「ちょっと待て。 今なんて言った?」 「だから 西華女子校だ」 親父は 晶が持っていたパンフレットを取り 表紙を見せた そこには明らかに 西華女子校の文字が刻まれていた 「ついにボケたか親父。 俺は男だぞ。女子校なんかに入れるわけないだろ」 「あまいな この学校の校長とは昔からの知り合いでな。 無理やり頼み込んで転入出来るようにしたのだ」 「いやいや待て。おかしいだろ。なんで女子校なんだよ もっと普通の学校があるだろ」 晶は バンっとテーブルを叩いた 「しょうがない説明してやろう」
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