0人が本棚に入れています
本棚に追加
/18ページ
ベッドに残った温もり
持ち主は僕の前から消えてしまった
君は僕をずっと見ていた
僕はそっと…君の手を離した…
胸がズキズキと痛んだ
このベッドで君と幾度と肌を重ねた
残る温もりが…君を彷彿させる
今もまだ此処で眠る君の幻想を抱く
君は幸せになっただろうか?
君に言ってしまった最後の言葉
それだけが僕の本当の気持ち
「信じて待ってるからー」
君の幸せを願いながら
まだ僕は縋ってしまう
僕は一人ベッドの中で
ずっとずっと泣き続けた
最初のコメントを投稿しよう!