foaf

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「ねえねえ!今度は絶対ガチのやつ仕入れたよ!」 ドアを勢いよく開くと同時に桜は叫んだ。 「ああ、例のなぞなぞ?」 京は携帯をイジりながら言葉を返す。 「なぞなぞじゃないって!と・し・で・ん・せ・つ!」 桜はムキになって何度聞かせたかわからない単語を京にぶつける。 「なんかそんなだったか。 ま、俺に言わせりゃなぞなぞだよ」 「じゃあ、これもなぞなぞみたいに解いてみてよ!」 「わかったからちょっとは落ち着けって。 とりあえず座んなよ」 桜はソファに腰を掛けるとすぐに身を乗り出した。 「あのね、ミナに聞いたんだけど…」 「フォアフ」 桜が話始めてすぐに京が口をはさんだ。
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