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あの後、見つかった俺は病室で説教を受けている…
つか何故かあの女も一緒に来ているし。
〈看護婦〉「晃君!一体どういう
つもりなの!…専属の看護婦に睡眠薬飲ませて縛り上げるなんて!!」
ガミガミうるせぇ…
〈晃〉「別にぃ、逃げようと思っただけだよ・・・・・けっ!」
〈看護婦〉「まぁっ!!なんてことを!!」
〈晃〉「もう出てってよ…昼寝の時間すぎてるんだけど…オ・バ・サ・ン」
〈看護婦〉「まあぁっ!」
〈まりあ〉「…(うわ、生意気~…何か理由があるのかな…?)」
じーーー
俺はいつまでも突っ立っている
女を見つめる…
つかこの女きずいてねぇし。
…仕方ない、話しかけるか。
〈晃〉「……誰?(だっけ)」
〈まりあ〉「え!?えっと私は音瀬まりあ、ていうんだけど…」
〈晃〉「ふーん…ヘンな名前」
さく。
あ、なんか刺さった音が…
〈まりあ〉「・・・・・」
〈晃〉「あんたもさぁ、出てって
くれない?
あんたのケータイのせいで逃げそびれたこと怒ってんだけど?
そもそもなにのこのこついてきてんだよ。
つーか病院ではケータイの電源は切れ(まったく…)」
ついてないぜ…
と思った瞬間。
ぱん!!
…ぶたれた。
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