白い手

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暑い夏の日…   四人の男性グループが海に海水浴に行ったそうです。   普通に泳いで居るのが飽きて、低い崖からダイビングをしようと言うことになり、順番に飛び降りて遊んでいたらしいのですが…💧   三人は疲れて、休んでいて、一人がもう一度飛込んで来ると言い、三人は写真を写してやると望遠機能と連写機能の付いたカメラで飛び降りる瞬間の写真を撮っていた。   そして…飛び降りたその後すぐに…   バチャバチャと助けて~と叫ぶので三人はふざけてると思い、写真を写しながら、笑っていてでも…   頭まで沈んだ時おかしいと思い海に潜り探したけれど居なくてふざけて隠れて居ると思い込み先に帰るからな~と叫ぶと帰ってしまったそうです。   カメラの持ち主は直ぐにフィルムを現像に出して、明日出来るというので、次の日に取りに行く事になり帰宅したそうです。  次の日になりフィルムを取りに行く寸前に電話がなり、最後にダイビングした一人が帰って無いと言われてあわててその一人の家に向かい事情を話したんだって…   家の人の話だと帰って無いと言うので警察に話し、捜索したけれど見付からず、家出した可能性もあると言われたそうです。  そして、写真を取りに向かい、受け取って中身を確認すると何枚も足りず、カメラ屋に出せと詰め寄った   カメラ屋はしりませんよ? 驚いても責任とりませんからねと言って、写真を差し出した。  それに写って居たのはなんと…飛込む瞬間位から白い無数の手が飛込んた一人を引きずり込み溺れさせようとしている写真だったらしい…   時間も遅かったため、次の日その写真をその家族に見せて供養のために寺に持って行き供養してもらって、1日が過ぎた…。  電話がなり、その一人がダイビングした場所で水死体で上がったと知らされ、急いで行くと、腕や足、体に無数の手形が付いて居たと聞きました。 他の三人は仲間の一人を手厚く供養し毎年命日にはお詣りしてるそうです。
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