サイコロ

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俺達『字?』 みんなが中央のテーブルに集まる。 本来数字の書いてある所に文章が書いてある。 出目が1、6の所。 法魔「…自分の過去。」 出目が2、5の所。 柚依「…出会いの話。」 出目が3、4の所。 聖 「…恋の話?」 水明「何でしょう…これ…」 葉月「サイコロをふって、出た目の話するのかしら…?」 その時、血まみれの奴が飛び起きた。 狼雅「その通りだ!良いだろそれ!隣のクラスの友達から借りたんだよ。」 影裏「…何の為に。」 狼雅「え?」 不意に聞かれて戸惑っている。 魔琴「だから…目的。」 狼雅「いや…休憩中にみんなでやるかなーと思って。」 ザァッ! ビカッ! ゴォッ! ドガン! ズバン! パキィン! 水→雷→火→打撃→斬撃→氷 水明「そんなの借りに行くのに…」 柚依「部活遅刻したんですか!?」 魔琴「馬鹿すぎる…」 葉月「はぁ…」 影裏「何やってんだ…」 聖 「…これで勘弁してあげるよ…」 今は氷漬け。 狼雅「………」 水華「で、でもさ!折角借りて来てくれたんだしさ!やってみない?」 美樹「そうね…休憩にしましょう。」 さて…一番の問題は… 法魔「じゃあ…誰始めにふりますか?」 影裏「そんな物…決まってる。」 聖 「言い出しっぺ…」 柚依「…狼雅先輩。」 水明「…良いですね?」 氷を壊して狼雅が出てきた。 狼雅「ああ!勿論だ!」 勢いよくサイコロを宙に投げた。 コロン… 出た目は… 魔琴「…恋の話…」 葉月「…彼女居たっけ?」 狼雅「≫∀×㈱!?」 大ダメージ。 影裏「…禁句。」 葉月「ゴメーン…」 水華「ふり直しだね。」 コロン… 今度は素直にふった。 出た目は… 法魔「…出会いの話。」 狼雅「…男でも?」 柚依「許可。」 狼雅「よし…じゃあ影裏に始めて会った時の話でもするか…」 魔琴「…影裏さんと?」 影裏「…何かあったか?」 狼雅「ま…聞いてろ。」 そう言って話し始めた。
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