眉山狼雅×砥闇影裏

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??? 「うちのボスを倒してくれたのはどいつだゴルァ!」 美樹「…何?」 俺達が窓から覗くと… 狼雅「うわ…」 影裏「なんだありゃ…」 そこには白に星のマークの衣装を着た奴らが集まっていた。 その背中には… 葉月「…酔星組。」 ー酔星組ー ーすいせいぐみー 当時、この一帯を支配していた暴力団の一組。先日、ボスが何者かによってやられた。 酔星「調べはついとんじゃボケ!この学校の『葉月』って奴がやったんじゃ!」 …『葉月』? 狼雅達が一斉に葉月を見た。 葉月「あー…この間喧嘩売ってきた人達かなぁ…?」 目をそらしながら話す。 美樹「んで?」 美樹先生が問い詰める。 葉月「…秒殺しました。」 影裏「はぁ…」 狼雅「秒殺…」 葉月「まぁ…どうにかするわよ。」 その時、 ??? 「ボスをやったのはダレじゃあ!」 葉月「あら?」 金色の眩しい衣装を身にまとった奴ら。 背中には… 影裏「…金升組だ。」 ー金升組ー ーきんしょうぐみー 当時、この一帯を支配していた暴力団の一組。やっぱり先日、ボスをやられた。 酔星「な!金升組!」 金升「酔星組!何故ここに!?」 酔星「うちはボスがここの『葉月』って生徒にやられたんじゃ!」 金升「なにぃ!?うちもここの『影裏』って奴に!」 …『影裏』?? 影裏「…あいつらか?」 美樹「…心当たりがあるのね?」 葉月「人の事言えないわね。」 狼雅「それより!アイツらどうにかしないと…!」 心配は無用だった。 影裏「先生。ぶっ飛ばしてきて良いですか?」 葉月「私も。」 美樹「…駄目ってもいくんでしょ?いいわよ。」 2人「はい。」 2人が窓から飛び出していった。
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