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カラァーン…カラァーン
開戦の鐘がなった。
全員「お願いします!!」
ベンチでは。
柚依「暑いねー」
美樹「まあね。」
聖 「どっち先攻?」
魔琴「相手かな。」
球場。
狼雅「さぁ行くぜ!」
全員「おおっ!」
美樹「2回までは遊んでいいわよ。勝負は3回で。」
……いいのか?
実はこの大会、3回で終わりになる。
葉月「いやあー遅れました~。」
聖 「葉月さんだ!」
法魔「今日もOB枠で出場ですか?」
葉月「ええ。」
影裏「……来すぎじゃねえか?」
葉月「いいじゃない。」
司会「さぁ野球部は固定スタメンだから置いといて、合同チームの守備位置だ!」
柚依「あの人…前も。」
…司会はあの人しかいないのか?
守備位置。
右 葉月 賢者
左 金沢 バンパイア
中 法魔 番人
一 水明 聖霊
二 狼雅 人狼
遊 影裏 死神
三 亜鉄 はぐれ
捕 夜瓶 はぐれ
投 魔琴 魔道師
魔琴「なんで先発!?」
影裏「打たれてもいいぜ。逆転するから。」
校長「プレイボール!」
魔琴「…どうにでもなれ…」
シュッ!
魔琴が投げたボールは、120㎞位
野球「甘い!」
キィン!
簡単にセンター前。
狼雅「なあに。ゲッツーにするから大丈夫だ。」
2球目。
シュッ!
130㎞位か。少し早い。
しかし
カキィン!
二遊間ド真ん中。
狼雅「フンッ!」
ザァァ…
狼雅がダイビングキャッチ。影裏→水明に送球で2アウト。
『ワァー!!』
歓声があがった。
影裏「ナイス、狼雅。」
水明「良い守備ですね」
この後、3番をレフトフライで終了。
魔琴「良かったあ…」
美樹「ナイスよ!」
影裏「次は法魔だな。」
法魔「ええっ!!」
狼雅「打たれてもいいんだぜ。」
葉月「3回でひっくり返すからねー。」
聖 「強気…」
夜瓶「さぁ攻撃だぜ。」
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