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司会「なんと!!4点差をひっくり返し!野球部を破りました!」
生徒『ヨッシャー!!』
生徒『お前ら最高ー!!』
宿題無くなったのがそんなに嬉しいか。
葉月「ナイスよ法魔!」
狼雅「ああ!」
水明「考えましたね!」
法魔「いやぁ…」
……ちょっと嬉しい。
司会「ヒーローインタビューです!今日のヒーローは、満塁弾+サヨナラ弾の葉月さんです!!」
生徒『ワァァァ!!』
司会「流石OBですね!!今日の試合はどうでしたか!?」
葉月「いやぁ…久々に体動かしたから。まだやれましたね。」
司会「あれでですか!?」
影裏「流石…強肩。」
小さな声で影裏が呟いた
葉月「何!?影裏!!」
影裏「何でもねえ!!」
生徒『アハハハッ!!』
影裏「…ったく地獄耳」
ヒュオッ!!
ボール飛来。
ガンッ
ドサッ
影裏に直撃。
聖 「影裏!?」
水明「大丈夫。」
狼雅「コイツは…殺したって死なない。」
金沢「確かに。」
司会「……最後のホームランは凄かったですね!!」
司会の声が震えていた。
葉月「ああ、あれは……法魔君が考えたんですよ」
司会「おおっ!!法魔君も是非こちらへ!!」
法魔「はい!?」
唐突。
魔琴「行けよ。」
柚依「そうだよ!!」
美樹「こんな機会………そう無いわよ?」
聖 「だね。」
法魔「は、はあ…」
俺が前に出ると、大きな歓声が上がった。
司会「さぁ!最後の逆転劇の仕掛け人。法魔君に拍手を!!」
生徒『ワァァァ!!』
…悪くないな。
この後、しばらく拍手は鳴り止まなかった。
全校生徒みんなが、楽しんだ1日だった。
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