黒執事

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考えてもみろ。 悪魔も死神も厄介な事に変わりはないんだ。 なのに関わってしまう自分は愚かなのか。 まぁ、取り敢えずは楽しいからいいか。 「と、言うわけなんだよ、シエル」 「意味が分からん」 「そこは分かれよ、糞餓鬼」 「僕は読心術は使えない」 「使えるようになりな。まぁ、悪魔も死神も厄介だけど、楽しいからいいか、て話……そぅ、嫌そうな顔すんなよ」 「お前はどんどん口が悪くなるな」 「不思議だね!」 「ところで、セバスチャンはどうした?」 「知らん。猫と戯れてんじゃねー?取り敢えずポーカーしようよ、ポーカー」 「二人でか?」 「あのお馬鹿な王子呼ぶ?あ、劉とかも」 「……二人でいい」 「やたー。取り敢えずセバス来るまでやろー」 「……はぁ…」 そんな関係
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