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「ん~と………」 「稜は確か、今日は5時までだったはずだよ?」 稜が思い出そうと悩んでいると、紗香たちの背後から声がかかった。振り返ると、そこには、同じ学校の、高原 真人(タカハラ マサト)が立っていた。 「真人!」 稜が声をかけると、真人はにっこり笑った。 「俺、稜と友達の高原 真人。知ってる?同じ学校だよ」 知ってるもなにも、真人は学校一人気のある男の子だ。
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