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理由が無い…
オレは当たり前の事を森川に言った…
『訳は?理由が無いだろ?』
森川は少し笑みを浮かべ…
『理由がわかってりゃ苦労せんわ…』
そんな実りの無い会話をする中で俺はあるモノを見つけた…
ドアだ…
『オイッ!森川…ドアだ!ドアがあるぞ…』
森川は慌てる俺の肩を叩きながら…
『知ってるよ…オマエが起きる前に調べたが開きそうには無かった…』
『マジか…?でも、あのドアしか出れそうな場所は無いぞ…?』
森川は溜め息をつきながら…
『そうだな…』と相槌を打った…
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