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一人の少年が走っていた。
「アキラ~。遊びに行くベー」
と声がかけられた。
「ゴメン。アカネと合わないといけないから」
「お!ついに夫婦で旅行ですか?」
アキラは、顔を真っ赤になって、
「ちっげよー。用事があるだけだよ!」
と、言った。
「遅い!10分も待ってたんだから!」
「悪い、悪い。」
「じゃあ、帰ろ。」
二人は仲良く帰って行った。
この少年の名は、アキラ。花岡中2年生である。
隣にいるのは、アカネ。彼の幼なじみである。
その次の日、アキラは、アカネに屋上に呼ばれた…
アキラは、
「なんで呼ばれたんだろ」と思っていた。
アキラは、屋上の扉を開いた。そこには、フェンスの向こう側にいるアカネがいた。
「アカネ何してんだよ。」「ごめんね。アッチャン。もう、たえきれられないの。」
そう言い飛び降りた。
「待て!アカネ!アカネぇぇぇ!」
彼女は、桜のように散っていった…
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