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アメリカ人テレス・マッケンナという研究者がコンピュータを駆使し、時間の流れのサイクルを分析、時間の加速の度合いを調べた結果、2012年12月21日に「加速が極限に達し、なんと時間の流れがゼロになってしまう」という予測を打ち立てた。
「時代」が新しくなるにつれ、人間の「時間」というものが、どんどん速くなっているのだという。例えば、新しい文化が登場するテンポや新技術、記録が塗り替えられるまでの時間、流行等のサイクルなど、どんどん間隔が縮まっている。
昔の恐竜の時代は何十万年というサイクルでいくつかの変化のパターンがあったのが、今はあっという間に一年かそれぐらいの短い時間で同じ変化のパターンが繰り返されているらしいのだ。このような事象を、彼は“タイムウエーブ・ゼロ理論”と名づけた。生き物が発生してからたどった進化の道のりのスピードは、螺旋(らせん)のパターンに従っている。
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