【本文】霊体験２｜13ページ - 小説投稿エブリスタ

車が追い抜く間中、ずっと後ろを見ていたのだが… 　ヘッドライトが無くなった瞬間、一人の疲れた若いサラリーマンがゆっくりと歩いて上ってくるのが見えた。　 …あれ？　今の今まで二人だったのに…女の人がいない。　途中で曲がる道は一本もない… 　何より…ずっと見ていたし… 　男の人は足早に追い抜いて行ったが、追い越す時に冷たい一陣の風が吹き抜けた。

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