恋と死の果てに…

距離

『可奈さん、よかったんですか？』
帰り道…真由は公園にいた２人の間に入った事に罪悪感を感じていた！
可奈がどれだけ感謝してるかも知らずに…

『いいの、いいの！』
『ならいんですけど！』
そこはまだ高校生、立ち直りも早い。

『じゃ、私こっちなんで！可奈さん、明日はちゃんとお願いしますよ！』
と、笑顔で自分の家へと向かう。

『うん。ごめんね。明日はちゃんと行くからね！』
可奈も自分の家の方へ足を進める。