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  『ミホ、もう大丈夫だからね‼』   お母さんが抱き着いて来た  私の目線の先に気付いたお母さんは、私の顔に覆い被さり、私の耳を塞いだ。   『もう何も見なくていいの。もうミホは何にも心配しなくていいから』     私を襲ったのは晃   状況を見てそれだけは分かった。     その時の心境は言葉では言い表せない。   無心に近いかも知れない。  
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