好きなあの子は2次元でした

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〈私ね…ずっと亮太君のこと 気になってたんだ〉 ┏実は俺も… ┗ゴメン… 実は俺も…っと。 〈本当に!?すごく嬉しい〉 いえいえこちらこそ。 〈今から私たち恋人に なるんだよね?〉 なんか照れますなぁ…。 直「頼むから友達の家で 恋愛ゲームをしてニヤニヤ するのはやめてくれないか…」 俺は今親友である直人の部屋で 恋愛シミュレーションをしている。 亮「お前はこれを見て 何も思わんのか!? 瑠美ちゃんを見て 何も感じんのか!?」 直「悪いがお前の好きな 2次元には興味ねぇわ」 はいはいどーせ俺は オタクですよ。 直「しかし何で勉強も スポーツも出来て充実した 人生をおくってるお前が 2次元にいくかな?」 亮「充実なんかしてねぇよ。 心にぽっかり穴があく時も あるからそれを2次元の人達に 埋めてもらうのさ。 そこで初めて充実するって わけなんだよワトソン君」 直「理解に苦しむね」
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