好きなあの子は2次元でした

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美「てか明日から学校が始まるけど 私たちってまた同じクラスになるのかなぁ」 そうなんです。 俺達は今度高2になるのだが 中学も全部一緒だし 去年も同じクラスだったのだ。 直「多分別れんだろ。 お前ら文系選んだろうけど 俺は理系選んだし」 亮「まぢか親友!? 俺らの友情はそんなものか!?」 直「悪いが友情より 将来のが大切だ」 あー今のセリフは俺の心を 傷つけましたよ。 美「え?私も理系選んだけど」 …はい? まさかの俺だけ? 俺だけ文系? 亮「お前ら俺を裏切ったな!! この薄情者!!ゴミムシ!! ボルボックス!!」 直「知るか。そして そろそろ帰れ」 時計を見るともう夜の7時を 過ぎていた。 美「おーっともうこんな時間。 じゃあ帰宅宣言するかな」 亮「うぅ…今夜は枕を 濡らすことになりそうだ」 俺達は明日の始業式に備え 家に帰ったのだった。
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