ぴっかぴっかの2年生

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チュンチュン… 亮「…もう朝か。 鬱になるぜコノヤロー!!」 俺は涙で湿った枕を 壁に投げ付けた。 テンションがた落ちのまま 朝飯を食べる俺。 そんな姿を見兼ねたのか 我が母が話しかけてきた。 母「どーした亮太? 大人の階段でも登った?」 余計なお世話です母上。 亮「直人と美咲が別のクラスに なるかもしれんのよ」 わかるかいマイマザー この悲しみが!! 母「ふーん」 ってオイ!! 自分から話振っときながら 薄っぺらいリアクション するな!! そんな母との悲しい朝食も終え 俺は制服に着替えると 筆記用具しか入ってないような 鞄を持って家を出た。
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