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学校に着くとクラス表の紙が
掲示板に貼られていて
その前にはたくさんの
人だかりができていた。
亮「皆さん見えないですよー。
身長170センチメートルの
俺に愛の手をー」
必死にジャンプするが見えない。
そらそうだ。
亮「むむむ…ならば
これならどうじゃ!!」
俺は勢いよく自分の拳を
突き出す姿勢をとったその時
背後から女性の声が聞こえた。
?「おはよう亮太。
また一緒のクラスだね」
この透き通るような
声の持ち主を音程、波長、
声色から推測すると…
亮「この声は俺がひそかに
想いをよせている
宮本 香澄(みやもと かすみ)
さんではないですか。」
香「ひそかに想ってる人は
口に出しません」
そらそうだ。
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