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キョウスケ『あぁ、可愛いらしいなぁ。さくらはこれを買うのか?』
サクラ『うん!買おうかなぁー!って思ってるけど京介君も買ぉ♪』
キョウスケ『ん?俺も?』
京介は不思議そうに頭を傾げながら問う
サクラ『そうだょ~!買おうょー!』
さくらは子犬のように目を潤ませながら懇願の眼差しを向けた
すると京介はその眼差しに目を逸らせて答えた
キョウスケ『あ、あぁ!ぉ、俺は構わないょ』
京介は少し顔が赤くなる
サクラ『ホントに?じゃぁ私はマリンブルーにするねぇ!京介君はワインレッドねぇ!』
さくらは商品を取ってレジに向かう
キョウスケ『ち、ちょっと待て!さくら!なんで俺の分まで持って行くんだょ!?』
サクラ『ん?なんでって私が一緒に買おうって頼んだから私が払おうとしたんだけど……』
怒られてると勘違いしたのか、さくらはモジモジしながら小声になっている
キョウスケ『自分の分は自分で買うょ』
サクラ『でも……』
キョウスケ『その気持ちだけで十分だょ』
頭を優しく叩いて、京介がレジに向かうとさくらは顔を赤くしながら、京介の後に付いて行った
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