空白の記憶

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パチリ 僕は、目を覚ました。 白い…。 何処までも白い。 純白のカーテン。 雲のようなフカフカのベッド。 思わず落書きしたくなるほどのまっさらな壁。 全てが白で統一された部屋で僕は、ベッドの上に横たわっていた。 体中が痛い。 よく見れば体中に包帯が巻かれている。 何があったんだろう? …思い出せない。 …あれ? そんな事より僕の名前って…… …何だったっけ?
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