第7話

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その時、クラスの男子達が来て、首飾りを盗られた。 「返して、その首飾りは綾見さんの大切なモノなの!」 「何言ってんだよ。」 「んなの関係ないだろう。」 「そうそう。 学校にこんなもの持ってくんな。」 ―パキーン。 …首飾りが……。 「綾見さんの、首飾りが……。」 「な、知らねぇぞ。」 「お前が持ってきたのが悪いんだ。」 「……違う。」 「は?」 「それは、綾見さんが…。 …亡くなったお母さんからもらった、綾見さんの大切なモノなのに……。」
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