第7話

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「し、知らねぇよ……。」 「行こうぜ…。」 男子達は、校門を出た。 「………どうしよう……。」 …私は、どうしたら良いのか分からず、その場で立ち尽くしていた。 …綾見さんが来た。 「柞原さん。」 「……。」 「…どうしたの…!?」 「…………。」 私はただ、泣いてただけだった。 「……首飾り…。」 「ち、違……。 私じゃない。」 「…じゃあ誰?」 「えっと…。」 …私は、男子達がやったんだって、言えなかった。 ……言ったら、絶対仕返しされるから。
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