逢

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いつものように駅に座る 幸せそうな顔をして歩く人を見ると吐き気がする 『君…体売ってるの?』 不意に話かけられてとっさに振り返る そこにはスーツを着た身長の高い紳士的な若い男の人が居た オヤジしか相手にした事ない僕には戸惑いが隠せなかった 『そっそうだよ…どう?』 『いいよ…じゃあ行こうか』
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