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そして同じように口元へ運ぶ。 口にした物はもう熱くなかった。 ゆっくりと噛んで飲み込む。 すると既に次の一口が用意されていた。 そしてまた口元へ。 たまに私の口元に付いた汚れを彼が軽く指で拭う。 それを繰り返し、皿の中身は綺麗に無くなった。
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