003

11/15
前へ
/154ページ
次へ
あの光の宿らない瞳で私を見る。 深く 深く 濁りの無い闇のような瞳。 どこまでも沈んでいってしまいそうになる。 お互い無言のまま、私はただ彼の瞳だけを見続けた。 不意に彼氏が口を開く。 初めて聞く彼の声。
/154ページ

最初のコメントを投稿しよう!

815人が本棚に入れています
本棚に追加