24572人が本棚に入れています
本棚に追加
/858ページ
本日も図書室へ。
人はちらほら見受けられ、完全に勉強モードだった。
那美希「うるさくしちゃダメだよ」
那美希があゆ美に注意をしておく。
「分かりませぇん」とかうるさくする気がするからだ。
あゆ美「大丈夫ですよぉ?それより先輩こそ、私と結城先輩がラブラブすぎて嫉妬しないでくださいよぉ~」
那美希「なっ!!」
静磨「お二人さん?」
那美希「う…」
喧嘩になりそうな二人を静磨が制止する。
那美希とあゆ美は睨み合うが、言葉を発さずに、視線を反らした。
《もぉ!嫌だ…》
あゆ美「じゃあ私ぃ、席取ってきますぅ」
あゆ美はパタパタと席に向かう。
静磨が絶対隣にくるように仕掛けるつもりだろう。
と、静磨が小さく笑い出した。
那美希「……何よ。何笑ってんのよー…」
静磨「いや、なんかおかしくて……猫みてぇ」
那美希「猫ぉ?」
那美希は顔を歪め、静磨を見つめる。
静磨はまだ笑っている。
最初のコメントを投稿しよう!