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気が付けばお昼過ぎ 光を閉ざすカーテン めくれば明るい日差し 起きて何がある? 無意味にいじるボタン 過ぎていく時間 失っていく欠片 いつしか真夜中 寝たら何がある? 本当の意味で 必要としてくれる 愛のある人などいない 本当の意味で やらないといけない そんなこともない ただ生きていくことに つまづいたまま 僕はこの顔で 僕はこの体で また外に出る こんなに醜くブサマで こんなに哀れで惨めで それでも生きてる 何のために? 誰のために? 握るほどもない希望 剃り残した髭 見えることのない道 定まらない格好 扉は閉じたまま 僕は僕を生かすけど 殺していた もう殺されていた 甘やかせた結果 何も出来なかったツケ 消えたい 消えている 消えたい 消えている 僕の心は その瞳に映らない
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