2005年~夏~

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あたしのバイト先のコンビニと大樹の仕事場が近かったこともあり、初めて出会ったこの日からあたしと大樹は毎日一緒にいた。 あたしがバイト行って終わった時間に大樹がバイト先に迎えにくる 夏休みだったこともあり、これが毎日のパターンだった。 先輩と大樹の友達のドレッドくんも上手くいっていて付き合ったらしい\(^O^)/Yahoo!! たまに4人でダブルデートしていた もう1組は…まぁ合コンから自然消滅みたいな(笑) 大樹と一緒にいるに連れてあたしは大樹に惹かれていった 秀人はバイクだったけど、大樹は車が大好きだったところとか、ちょっと愛想悪そうなのに本当は人見知りなだけなところとか、ちゃんと意見持ってるところとか、あたしを喜ばせるためにサプライズしてくれることとか、責任感強いところとか。 あたしはそばにいると安らげる人が好きだ。安心して心を預けれる人が。 もしかしたら「大樹自身」に惹かれていたんじゃなくて、秀人と重なる「部分」に惹かれていたのかもしれないけど。 でもね…所詮、不倫なの。 お嫁さんが1番なの。 その証に大樹はあたしに触れてこようともしない―… 側にいるのにどこか寂しかった 側にいるだけじゃあたしは満たされなかった 秀人の「代わり」のもっと近くにいきたかった 大樹にとってのお嫁さんの「代わり」でもいいから、あたしにとっての秀人の「代わり」として… あたしはまだどこかで無意識に秀人の面影を求めていた
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