2005年~花火大会~

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そしてそろそろ日付も変わる時間だし、あたしは送ってもらって帰宅することにした 「あ~ぁ、やっちゃった(笑)」 『ね』 「嫁にバレたら殺されるな(笑)」 『うん』 「てか恋人ごっこ今日だけじゃなく明日からも延長しちゃだめ?(笑)」 延長したら少しはあたしの心も埋めてくれる? あたしの「カラダ」を差し出す代わりに、あなたの「優しさ」をあたしにくれる? 『延長したいの?』 「だめ?別れたくないんだけど。彼女は愛で嫁は嫁」 都合良い女じゃん…でもそれであたしが満たされるのならばあたしはいくらでも都合良い女になるよ 大樹の為じゃなく、あたし自身の為に 『いいよ、彼女になる』 そしてあたし達の恋人ごっこは延長が決まった
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