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そしてしばらく歩いていると雉に出会いました。
雉は桃太郎の前まで、てとてと歩いてきました。
きびだんごをつついています。
「ほしいのか?食べていいぞ」
桃太郎は雉にもきびだんごをあげました。
動物には優しい桃太郎なのでした…
と思いきや桃太郎は
「この雉食えるかな…帰ったらばあさんに料理してもらおう。」
などと恐ろしい事を考えていました。
「よし!お前もついてこい!」
「ピイぃ!」
雉は桃太郎の肩にとまると人声鳴きました。
「どうしたんだ?…ん?あっ!海が見える…何だあの不気味な島は…。あれが鬼の住む島か!」
桃太郎は適当に歩きながらも島を見付ける事ができたのでした。
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