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昔ある所におじいさんとおばあさんが、住んでおりました。
おじいさんは山へしばかりに。
おばあさんは川へ洗濯に行きました。
そしておばあさんが川で洗濯をしていると、大きな大きな桃が流れてきたのです。
おばあさんは今日の晩御飯にしようと身をのりだし桃を取ろうとしました。
すると…………
「あれまぁぁぁー!」
おばあさんは足をすべらし桃と一緒にすごいスピードで流されていきました。
そのころ、おじいさんは山でしばかりをしていました。
「あ゛ぁ…腰がいたいわい」
するとどこからか声が聞こえてきたのです。
おじいさんは声のする方によろよろと走っていきました。
そこには川が流れていました。
そして
「じいさ~ん!!助けっガボっ」
大きな桃にしがみつきながら、流されていくおばあさんの姿があったのです。
ばあさーーーん!!
おじいさんはそう叫ぶと腰が痛いのも忘れおばあさんを助けてあげました。
そして二人はでかい桃をかついで家に持って帰りました
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